「地球温暖化の時代は終わった」
2023年7月27日、国連のグテーレス事務局長の言葉です。素晴らしいニュース、でしょうか?
実はこれには続きがあって、
「地球沸騰の時代が到来した。化石燃料の利益と気候変動に対する無策は容認できない。」と、更なる脱炭素対策強化の必要性が示されました。
また、2023年7月は世界で観測史上最も暑い1か月を記録したのだそうです。(WMO発表)
いま、あなたが本記事をお読みになっている時点ではどうなっていますでしょうか?
本記事は2023年8月に執筆していますが、その時点では「線状降水帯による豪雨水害」や連日の「災害級の猛暑」など、私たちの住む環境が地球温暖化の影響を受けて急速に変化しているのを目の当たりにしている感があります。
ところで、地球温暖化への対策としての脱炭素アプローチのひとつ、
「カーボンフリー」とは?何をどうすることでしょうか?
今回の脱炭素ワード「カーボンフリー」
今回は簡単でしょ。だって「カーボン」が「フリー」だから...
炭素が無料?んなわけないか。
以前のこのブログ記事で、「カーボンニュートラル」についてご紹介しました。
「カーボンニュートラル」が、二酸化炭素の「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」 を差し引いて、合計を実質的にゼロにする事でしたが、
今回の「カーボンフリー」は二酸化炭素の排出量をゼロにすること、特に「カーボンフリーエネルギー(CFE)」は発電時に二酸化炭素を排出しない、太陽光や水力、地熱、風力などのいわゆる再生可能エネルギーなどのことを指します。
カーボンフリーエネルギー
それではカーボンフリーエネルギー、特に再生可能エネルギーは例えば日本ではどれ程利用されているのでしょうか?
資源エネルギー庁の資料によると、2020年の日本の全電力のうち再生可能エネルギーによる電力は19.8%、逆に原子力を除き76.4%もの電力が石油、石炭、天然ガス等の化石燃料を使用した発電によって賄われているのだそうです。
ご存知でしたか?Googleの取り組み
Googleは2007年までにカーボンニュートラルを実現し、「2030 年までに 24 時間 365 日カーボンフリー エネルギーを基盤に事業を運営することを目指して」います。
そこでは、
we aim to shift away from a net-zero model of “emit and compensate”and instead target “absolute zero,” where we simply never emit carbon from our operations in the first place.
『私たちは、「排出と補償」というネット・ゼロ・モデルから脱却し、その代わりに「絶対ゼロ」、つまりそもそも私たちの事業から炭素を排出しないことを目標とする。』と。
また、
To get there, we’ll have to work with policymakers, other energy buyers, and utilities to reinvent electric grids.
『そのためには、政策立案者、他のエネルギー購入者、電力会社と協力し、電力網を改革する必要がある。』
と、抜本的な改革をも視野に入っていることがわかります。
XIMIXにできること
私たちXIMIXはクラウドのご提案において、Google Cloudを利用した最も二酸化炭素排出量の少ないデータセンターの選択や、クラウド独自のアーキテクチャを活かしたそもそも電力消費の少ないアプリケーションの設計など、お客様の「脱炭素」へのご希望に寄り添いたいと考えています。
XIMIXは「インフラストラクチャ」と「アプリケーション開発」において
Google Cloud に関する提案から開発・保守までのワンストップな対応が評価され、
パートナーが獲得できる最高レベルの技術認定を受けています!
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