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はじめに
こんにちは、XIMIX笹澤です。
毎年の行事となりつつあるAdventCalendarです。
NI+C TeamGCP AdventCalendar 2024で投稿します。
気が付けば2024年も残りわずか。気を引き締めて今年を締めくくりたいと思います。
最近はGeminiの話題が多いですが、私たちの業務でも活用するシーンが増えてきました。
今回は Gemini Code Assistを利用して業務効率化の事例を投稿します。
Gemini Code Assistとは
Gemini Code Assistは、プログラミングの作業をサポートしてくれるAIアシスタントのようなものです。まるで経験豊富なプログラマーが隣にいるかのように、コードについて質問したり、コードを書いてもらったりすることができます。
たとえば、
コードの説明 : 書かれたコードが何をやっているのか、簡単に説明してくれます。
問題解決 : コードにエラーがある場合、その原因を特定し修正方法を提案してくれます。
コード作成 : あなたがやりたいことを言葉で伝えれば、それに合ったコードを生成してくれます。
この便利なツールは、Visual Studio Codeをはじめとする多くのプログラミング環境で使えます。
Java、Python、JavaScriptなど、さまざまなプログラミング言語に対応しているので、幅広い開発者に役立ちます。
今回は、Visual Studio Codeを使ってGemini Code Assistで説明します。
事前準備
- 利用するGoogle Cloudのプロジェクトで「Gemini for Google Cloud」APIを有効化します。
- 利用するユーザに対して「Cloud AI Companion ユーザー」と「Service Usage 閲覧者」の権限を付与します。
- Google Cloud コンソールからGemini for Google Cloud ライセンスの数を確認します。必要なライセンス数、割り当て処理を行います。詳細はこちらをご覧ください。
Visual Studio CodeにGeminiを導入する
- 拡張機能マーケットプレイスからで「Gemini Code Assist + Google Cloud Code」を検索しインストールします。
- 導入後に ボタン[Login toGoogleCloud]からユーザ認証を行います。
- 権限付与を行ったユーザを指定して認証設定を完了します。
所感
Gemini Code Assistはコードの処理の流れを自然言語で分かりやすく説明してくれるだけでなく、データの処理方法やコードの特性も的確に分析します。
まるでAIがコードを読み解いて、私たちに解説してくれているようです。
単体テストの疑似実行や修正案の提案も可能で開発のスピードアップに大きく貢献します。
コードの理解を深め、開発効率を向上させたいエンジニアの方におすすめです。
まとめ
Gemini Code Assistを使ってみて、その手軽さと強力な機能に驚きました。
開発経験が浅いメンバーでもコードの理解や修正をスムーズに行えるようになり、プロジェクト全体の効率化が期待できます。
Google Cloudの強固なセキュリティ基盤の上で動作するため、安心して利用できる点も魅力です。
是非、日々の開発業務にGeminiを導入しコード作成の新たな可能性を体験してみてください。
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