はじめに
2026年10月19日〜10月25日の Google Cloud AI カテゴリでは、Gemini Enterprise の日本とカナダの国内(in-country)デプロイで Gemini 2.5 Pro の提供が終了し、これまで Gemini 2.5 Pro を使っていたエージェントとチャットは国内の Gemini 3.5 Flash に自動で切り替わりました。あわせて、Antigravity のモデルへのリクエストを企業のゲートウェイ経由にする Antigravity Enterprise Gateway が正式提供(GA)となり、AlphaEvolve では2026年10月26日から新しい検証セッションの既定モデルが Gemini 4 Argon に変わることが告知されました。
本記事では、この期間に公式リリースノートで発表された AI カテゴリの7件のアップデートを、リリース日の順に解説します。各トピックには、公式ドキュメントと該当日のリリースノートへのリンク、想定されるユースケース、業務上のメリットを添えました。Google Cloud CCaaS、Gemini 2.5 Pro の提供終了、CodeMender、AlphaEvolve には、自社での対応を判断するための観点も載せています。
経営層の方は「国内デプロイで使えるモデルと、AI の利用量・費用をどう管理するか」、IT 担当者の方は「既定のモデルや既定の動作が変わった箇所が、既存のエージェントやスクリプトに及ぼす影響」という視点で読み進めると、判断の材料を拾いやすくなります。
| 対象期間 | 2026年10月19日〜2026年10月25日 |
| 対象製品 | Google Cloud |
| 対象カテゴリ | AI |
| アップデート件数 | 7件(主要トピック) |
今回のアップデート一覧

アップデート詳細
1. Dialogflow CX — 電話の通話中に音声認識を止めてプッシュボタン入力だけを受け付け可能に(2026年10月19日)
会話 AI の Dialogflow CX で、セッションパラメータ telephony_disable_voice_processing を true に設定すると、そのセッションの残りの間、音声認識を止めて DTMF(電話のプッシュボタンの入力)だけを受け付けられるようになりました。
🔍 何が変わったのか
- 音声認識の停止: パラメータを true にした時点から、セッションの終わりまで音声認識がオフになり、DTMF の入力だけを受け付けます
- 想定される環境: リリースノートでは、騒がしい環境で、周囲の雑音が音声認識によって利用者の入力として書き起こされてしまう場面に役立つと説明されています
💼 こんな場面で活用できます(ユースケース)
Dialogflow CX で電話の自動応答を運用しているコンタクトセンターが対象です。周囲の音が大きい場所から電話がかかってくる窓口で、プッシュボタンで入力してもらう段階に入ったら音声認識を止める、という使い方ができます。
✨ 導入メリット
- 周囲の雑音が利用者の発話として扱われることを防げます
- パラメータを設定した時点以降、セッションの終わりまで入力方法を DTMF に絞れます
📚 公式ソース
- 製品ドキュメント: Turn off speech recognition for telephony
- リリースノート: Google Cloud release notes - October 19, 2026
2. Google Cloud CCaaS — 6.26 で PKCE を使う Salesforce アプリとの接続と IVR の予約コールバックに対応へ(プレリリース・2026年10月23日)
コンタクトセンター基盤の Google Cloud Contact Center as a Service(CCaaS)で、次のバージョン 6.26 のプレリリースノートが公開されました。Salesforce 連携と IVR(自動音声応答)の新機能、Salesforce アカウント連携の動作の変更が示されています。
🔍 何が変わったのか
- 6.26 の新機能: Salesforce の PKCE(Proof Key for Code Exchange)とリフレッシュトークンのローテーションを必須にしている Salesforce アプリに接続できるようになります。Salesforce は、新しく作成した接続アプリと外部クライアントアプリで両方の設定を自動でオンにします。また、IVR(自動音声応答)のキューが受付数を超えたときの振り分け先として、予約コールバックを選べるようになります。発信者がコールバックを選ぶと、設定したバーチャルエージェントが Callback call API で予約を登録し、レポートでは発信者がコールバックを申し込んだかどうかを確認できます
- 6.26 の Salesforce アカウント連携: 連携を開始したブラウザでしか完了できなくなる動作が加わります。別のブラウザやシークレットウィンドウで開いた認可リンクは拒否され、その後も再利用できません。管理者の Link New User の操作は、同じ管理者がサインインした状態で完了する必要があります。Android と iOS のオペレーター用アプリはこれまでどおり連携できます
✨ 使えるようになる機能
- 6.26(プレリリース): PKCE とリフレッシュトークンのローテーションを使う Salesforce アプリとの接続、IVR のキューが受付数を超えたときの予約コールバック
⚠️ 使えなくなる機能 / 変更点
- 6.26 の Salesforce アカウント連携の動作は既定でオフで、インスタンスごとに有効にできます。有効にすると、別のブラウザやシークレットウィンドウで開いた認可リンクでは連携できません
- 6.26 の PKCE への対応と IVR の予約コールバックは既定で無効です。有効にするには Google Cloud サポートへの連絡が必要です。PKCE などの設定を使わない Salesforce アプリは、これまでどおり動作します
- 6.26 はプレリリースノートであり、リリース時の内容が示されたとおりになるのは見込みです
💼 こんな場面で活用できます(ユースケース)
CCaaS を運用し、Salesforce と連携しているコンタクトセンターが対象です。Salesforce で新しく接続アプリを作成する場合は、6.26 の PKCE への対応が関係します。キューが受付数を超えたときの電話を、予約したコールバックでかけ直す運用に切り替えたい場合は、IVR の予約コールバックが選択肢になります。
✨ 導入メリット
- Salesforce が新しいアプリで自動的にオンにする認証の設定のまま、CCaaS と接続できます
- 受付数を超えたときに、待たせ続ける以外の選択肢を発信者に示せます
🤔 判断観点
- 運用の確認: Salesforce アカウント連携の動作を有効にする場合は、オペレーターや管理者が別のブラウザで認可リンクを開く手順になっていないかを確かめる進め方が考えられます
📚 公式ソース
- 製品リリースノート: Google Cloud CCaaS release notes
- 製品ドキュメント(Salesforce 連携): Salesforce integration guide
- 製品ドキュメント(受付数超過時の振り分け): Overcapacity deflection per-queue
- 製品ドキュメント(Callback call API): Callback call API
3. Gemini Enterprise — 日本とカナダの国内デプロイで Gemini 2.5 Pro の提供を終了(2026年10月20日)
Gemini Enterprise(企業向けの AI アシスタント・エージェントプラットフォーム)で、日本とカナダの国内(in-country)の Gemini Enterprise アプリのデプロイにおける Gemini 2.5 Pro の提供が終了しました。これらのリージョンで Gemini 2.5 Pro を使っていたエージェントとチャットのセッションは、国内の Gemini 3.5 Flash に自動で切り替わります。
🔍 何が変わったのか
- 提供終了の範囲: 日本とカナダの国内の Gemini Enterprise アプリのデプロイが対象です
- 自動の切り替え: Gemini 2.5 Pro を使っていたエージェントとチャットのセッションは、国内の Gemini 3.5 Flash に自動で切り替わります
- 引き続き使えるリージョン: Gemini 2.5 Pro は global、us、eu のリージョンでは引き続き利用できます
✨ 使えるようになる機能
- 提供終了の告知であり、新しい機能の追加はありません
⚠️ 使えなくなる機能 / 変更点
- 日本とカナダの国内のデプロイでは、Gemini 2.5 Pro を使えなくなりました
- Gemini 2.5 Pro を使うように作られていたエージェントとチャットのセッションは、利用者が操作しなくても Gemini 3.5 Flash で動作するようになります
💼 こんな場面で活用できます(ユースケース)
データを日本国内に置く要件があり、Gemini Enterprise アプリを日本の国内デプロイで運用している企業の情報システム部門が確認対象です。Gemini 2.5 Pro を前提に作成したエージェントを社内で公開している場合は、どのエージェントが切り替わったかを把握する作業が必要になります。
✨ 導入メリット
- 切り替えは自動で行われ、切り替え先は国内の Gemini 3.5 Flash です。国内デプロイのまま利用を続けられます
🤔 判断観点
- 影響範囲: 日本の国内デプロイで、Gemini 2.5 Pro を指定していたエージェントとその利用部門が確認対象です
- 検証推奨事項: 業務で使っている代表的なエージェントについて、切り替え後の応答を確認する進め方が考えられます
- リージョンの選択: Gemini 2.5 Pro を使い続ける必要がある場合、国内デプロイを続けるか、Gemini 2.5 Pro が使える global・us・eu を使うかを、データの所在地の要件と合わせて検討する観点があります
- 社内への周知: エージェントとチャットで使われるモデルが変わるため、利用者向けの案内を更新するかを決める観点があります
📚 公式ソース
- 製品ドキュメント(データの所在地): Data residency for Gemini Enterprise
- 製品ドキュメント(アプリの機能管理): Manage web app features
- リリースノート: Google Cloud release notes - October 20, 2026
4. Gemini Enterprise — Antigravity のモデルへのリクエストを企業のゲートウェイ経由にする Antigravity Enterprise Gateway(GA・2026年10月20日)
Gemini Enterprise で Antigravity Enterprise Gateway が GA となりました。Antigravity アプリ、Antigravity CLI、Antigravity for IDEs からのモデルの推論リクエストを、組織が一元管理するゲートウェイを経由させてから Google Cloud に送れます。
🔍 何が変わったのか
- 通信の管理: 組織はモデルへの通信を検査・監査し、独自のセキュリティポリシーやネットワークの外向き通信(egress)のポリシーを適用できます
- 開発者の認証: 開発者は、個人の Google アカウントでサインインせずに、ゲートウェイの API キーで認証できます
- 課金: ゲートウェイ経由のリクエストは一元管理された Google Cloud のサービスアカウントを使い、Gemini Enterprise Agent Platform を通じて従量課金(PAYG)で請求されます。Gemini Enterprise のシート単位のサブスクリプションのクォータ(Standard や Plus に含まれる月ごとの利用枠など)は使いません
- 併用の制限: ゲートウェイの利用と Google アカウントでのサインインは同時にできません。サブスクリプションに含まれる利用枠を使う場合は、ゲートウェイを無効にして Google アカウントでサインインします
💼 こんな場面で活用できます(ユースケース)
開発部門に Antigravity を展開し、AI 開発ツールの通信をセキュリティ部門が監査したい企業が対象です。社外への通信を決まった経路に限定しているネットワークで、AI へのリクエストもその方針に沿わせたい場合に使えます。
✨ 導入メリット
- 開発者が使う AI ツールの通信を、組織のゲートウェイで検査・監査できます
- 開発者ごとに Google アカウントでサインインさせずに、API キーで利用を管理できます
- 課金の方式(従量課金かサブスクリプションの利用枠か)が明示されているため、費用の管理方法を事前に決められます
📚 公式ソース
- 製品ドキュメント(デプロイ): Deploy Antigravity Enterprise Gateway
- 製品ドキュメント(接続): Connect Antigravity to an Enterprise Gateway
- リリースノート: Google Cloud release notes - October 20, 2026
5. Gemini Enterprise Agent Platform — CodeMender v0.16.0 で cm find が既定で deep scan に(2026年10月21日)
CodeMender(コードの脆弱性を見つけ、検証し、修正する AI のコードセキュリティエージェント)が v0.16.0 に更新されました。CodeMender は、限られた顧客向けの Public Preview として提供されています。cm find が既定でファイルごとの deep scan を実行するようになったほか、事前の確認を行う cm health コマンドが加わり、スキャン対象のファイルの種類が広がっています。
🔍 何が変わったのか
- 既定の deep scan: cm find は既定で、ファイルを1つずつ並行して調べる deep scan(--deep)を実行します。リリースノートでは、リポジトリ全体で脆弱性をより多く検出するためと説明されています。1回のセッションで済ませる quick scan を使う場合は cm find --quick を指定します
- 利用状況の内訳: cm stats が、スキャンの利用状況をモード(--deep、--quick、--diff)ごとに分けて表示します
- 事前の確認(cm health): スキャンの前に、認証情報、設定、エンドポイントへの到達性、プロジェクトの権限を確認できます。--json、--strict、--timeout のフラグがあります
- スキャン対象の拡大: C++ のヘッダー(.hh、.hxx、.inl、.ipp)、対応言語(python、node、ruby、php)のシバン行を持つ拡張子なしのスクリプト、入れ子になった build/・target/・obj/・bin/ のソースディレクトリ、spec/・locale/・i18n/ 配下の本番コードもスキャンします
- 動作の制限と変更: cm verify のファイルの書き込みはプロジェクトのルート内の .exploit/ に限られます。1回のターンで読み込むファイルは 256 KiB までに制限され、run_command の既定と最大のタイムアウトは120秒と300秒に引き上げられました。複数ファイルの --deep と --diff のスキャンで1つ以上のファイルのスキャンに失敗した場合は、INCOMPLETE の状態が報告されます
- その他の修正: サンドボックスのセッションで、ツール呼び出しの記録を監査ログ(~/.codemender/audit.log)に書き込めない問題などが修正されました
✨ 使えるようになる機能
- スキャン前に環境と権限を確認する cm health コマンド
- モードごとに分かれた cm stats の利用状況
- C++ のヘッダーや拡張子のないスクリプトなど、追加されたファイルの種類のスキャン
⚠️ 使えなくなる機能 / 変更点
- cm find をオプションなしで実行すると、deep scan が実行されます。1回のセッションで済ませる quick scan を使うには --quick の指定が必要です
- スキャン対象のファイルの種類とディレクトリが広がるため、これまで対象外だったファイルもスキャンされます
- 複数ファイルの --deep と --diff のスキャンでは、一部のファイルのスキャンに失敗すると INCOMPLETE の状態が報告されます
- cm verify がファイルを書き込める場所は、プロジェクトのルート内の .exploit/ に限られます
💼 こんな場面で活用できます(ユースケース)
CodeMender でリポジトリの脆弱性スキャンを評価している開発部門とセキュリティ部門が対象です。C++ のプロジェクトや、拡張子のないスクリプトを含むリポジトリでは、今回の更新でスキャン対象が広がります。CI などで定期的にスキャンを実行している場合は、事前の確認に cm health を組み込めます。
✨ 導入メリット
- オプションを指定しなくても、脆弱性の検出を重視した deep scan でリポジトリを調べられます
- 認証や権限の問題を、スキャンを始める前に見つけられます
- スキャンに失敗したファイルがあることを INCOMPLETE の状態で把握できます
🤔 判断観点
- 影響範囲: スクリプトや CI で、オプションを付けずに cm find を実行している箇所が確認対象です
- 検証推奨事項: 既定の deep scan を使うか quick scan を使うかを決め、quick scan を使う場合は --quick を追加する進め方が考えられます
- 結果の扱い: スキャン結果の状態を読み取って処理している仕組みがある場合は、INCOMPLETE の状態の扱いを決めておく観点があります
- 集計の連続性: スキャン対象が広がったため、検出結果を時系列で比べる場合は版数を併記する観点があります
📚 公式ソース
- 製品ドキュメント: CodeMender overview
- リリースノート: Google Cloud release notes - October 21, 2026
6. Gemini Enterprise — AlphaEvolve の既定モデルが2026年10月26日から Gemini 4 Argon に(2026年10月22日)
Gemini Enterprise の AlphaEvolve で、2026年10月26日から、新しい検証セッションの既定モデルが Gemini 3.8 Flash から Gemini 4 Argon に切り替わります。10月22日のリリースノートで告知された変更です。
🔍 何が変わったのか
- 既定モデルが使われる条件: generationSettings の models フィールドでモデルを指定しない場合に、既定モデルが使われます
- 課金: 10月26日以降、既定モデルを使う新しい検証セッションには、Gemini 3.8 Flash ではなく Gemini 4 Argon のトークン料金が適用されます
- 既存の検証セッション: 2026年10月26日より前に作成した検証セッションは、構成に記録されたモデルを使い続けます
- Gemini 3.8 Flash を使い続ける方法: models フィールドに gemini-3.8-flash を指定します
✨ 使えるようになる機能
- モデルを指定しない新しい検証セッションで、Gemini 4 Argon が使われます
⚠️ 使えなくなる機能 / 変更点
- モデルを指定せずに作成する新しい検証セッションは、Gemini 3.8 Flash ではなく Gemini 4 Argon で実行されます
- それらの検証セッションには Gemini 4 Argon のトークン料金が適用されます
- 2026年10月26日より前に作成した検証セッションは影響を受けません
💼 こんな場面で活用できます(ユースケース)
AlphaEvolve の検証セッションを API から作成している研究開発部門やデータサイエンスのチームが対象です。検証セッションの作成を自動化していて、モデルを明示していない場合は、10月26日以降に作成する検証セッションから使われるモデルと料金が変わります。
✨ 導入メリット
- 設定を変えずに、新しい検証セッションで Gemini 4 Argon を使えます
- 10月26日より前に作成した検証セッションは記録されたモデルを使い続けるため、既存の検証セッションの条件は変わりません
🤔 判断観点
- 影響範囲: models フィールドを指定せずに検証セッションを作成しているスクリプトや手順が確認対象です
- 費用: 新しい検証セッションのトークン料金が Gemini 4 Argon のものになるため、検証セッションの予算の見直しが必要かを確かめる観点があります
- モデルの固定: 検証セッションの条件を揃えたい場合は、models フィールドに使うモデルを明示する運用に切り替えるかを決める観点があります
📚 公式ソース
- 製品ドキュメント: AlphaEvolve API reference - Default model
- リリースノート: Google Cloud release notes - October 22, 2026
7. Gemini Enterprise — 1人のユーザーが共有の利用枠を使い切らないようにする上限を設定可能に(GA・2026年10月22日)
Gemini Enterprise の管理者が、ユーザー単位のクォータの上限(single-user quota limits)を設定できるようになりました。1人のユーザーが、エディションで共有しているサブスクリプションのクォータ(利用枠)をすべて使ってしまうことを防げます。この機能は GA です。
🔍 何が変わったのか
- 設定する場所: Google Cloud コンソールの Usage & Spending > Usage のページで設定します
- 設定できる内容: エディションとロケーションごとに、ユーザー単位の上限を有効にし、クォータの倍率(quota multiplier)を設定できます
- 対象のエディション: Gemini Enterprise Standard、Gemini Enterprise Plus、Gemini Enterprise Standard Emerging Market です
💼 こんな場面で活用できます(ユースケース)
Gemini Enterprise を全社に展開し、利用量を管理している情報システム部門が対象です。一部の利用者がエディションで共有している利用枠をすべて使ってしまう事態を避けたい場合に使えます。
✨ 導入メリット
- 共有の利用枠を、特定の利用者に偏らせずに社員全体で使えます
- エディションとロケーションごとに設定できるため、契約の構成に合わせて上限を決められます
📚 公式ソース
- 製品ドキュメント(概要): Single-user quota limits
- 製品ドキュメント(設定方法): Configure a single-user quota limit
- 製品ドキュメント(超過分の設定): Configure overages
- リリースノート: Google Cloud release notes - October 22, 2026
まとめ
2026年10月19日〜10月25日の AI カテゴリでは、日本とカナダの国内の Gemini Enterprise アプリのデプロイで Gemini 2.5 Pro の提供が終了し、該当するエージェントとチャットは国内の Gemini 3.5 Flash に自動で切り替わりました。Gemini 2.5 Pro は global、us、eu では引き続き利用できます。AlphaEvolve では10月26日から新しい検証セッションの既定モデルが Gemini 4 Argon に変わることが告知され、モデルを指定しない検証セッションには Gemini 4 Argon のトークン料金が適用されます。CodeMender v0.16.0 では cm find の既定が deep scan になりました。
管理面では、Antigravity Enterprise Gateway でモデルへの通信を組織のゲートウェイ経由にでき、ユーザー単位のクォータの上限で共有の利用枠の偏りを抑えられるようになりました。Google Cloud CCaaS では、PKCE を使う Salesforce アプリとの接続と IVR の予約コールバックを含む 6.26 のプレリリースノートが公開されています。IT 担当者の方は既定のモデルと既定の動作が変わった箇所の確認を、経営層の方は国内デプロイで使うモデルと AI の利用量の管理方針を、あわせて検討する時期にあたります。
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- XIMIX について: https://ximix.niandc.co.jp/about-ximix
参考資料
- Google Cloud Release Notes: https://cloud.google.com/release-notes
- 2026-10-19: Google Cloud release notes - October 19, 2026
- 2026-10-20: Google Cloud release notes - October 20, 2026
- 2026-10-21: Google Cloud release notes - October 21, 2026
- 2026-10-22: Google Cloud release notes - October 22, 2026
- 2026-10-23: Google Cloud release notes - October 23, 2026
- Google Cloud CCaaS リリースノート: https://docs.cloud.google.com/contact-center/ccai-platform/docs/release-notes
- Gemini Enterprise ドキュメント: https://docs.cloud.google.com/gemini/enterprise/docs
- Gemini Enterprise Agent Platform ドキュメント: https://docs.cloud.google.com/gemini-enterprise-agent-platform/overview
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