[Google Cloud Next '26 Las Vegas] 番外編 Amazonの自動運転タクシー「Zoox」に乗ってみた

 2026.04.22 Yudai Imai

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Google Cloud Next '26 Las Vegasとは

Google Cloud Next '26は、2026年4月22日から4月24日の3日間、アメリカ・ラスベガスのMandalay Bayにおいて開催されるGoogleのクラウドサービスに関する世界最大級のイベントです。「ディープ ラーニング、刺激的なセッション、共同での問題解決など、充実した 1 週間になることでしょう。業界の専門家や、あなたと同じ課題や機会に直面している同業者から直接学ぶチャンスです。Next 26 を終える頃には、他では得られない斬新なアイデア、最先端のスキル、行動につながる知見を身につけていることでしょう。」と銘打っており、AIコンテンツで大いに盛り上がった昨年や一昨年にも勝るとも劣らないイベントとなることが期待されます。

私たちNTTインテグレーションも、Google Cloudに精通した専門家として、技術イノベーションの最新動向を取り入れ、顧客に対するソリューション提供に活かしていくことを目指して参加しています。

このような貴重な機会ですので、現地からいち早くブログで最新情報や熱量を発信してまいります。

番外編 自動運転タクシー「Zoox」に乗ってみた

Google Cloud Next '26 でラスベガスに来たついでに、最近見たニュースの中でずっと気になっていたものに乗ってきました。Amazonの自動運転タクシー「Zoox」 です。
以前見たニュースで「ラスベガスで試験期間中は無料で乗ることができる」と見て、いつか乗りたいと思っていたので、まさにちょうどいいタイミングでした。

Zooxとは

Zooxは、Amazonが2020年に買収した自動運転スタートアップです。現在はラスベガスで実証実験中で、現在時点では無料で乗ることができます。
最大の特徴は 運転席が存在しないことです!Waymoのように既存の車をベースにしたものではなく、完全に専用設計された車両で、4人掛けの対面形式シートになっています。

画像は少しわかりずらいですが、対面形式のシートに乗り降りする時に開いているときのドアになります。

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ちなみに現時点では乗り降りできるポイントが限られており、ラスベガスの中でも対応している乗り降りできる場所は限られていました。
私が確認したときは以下の場所で乗り降りができるようでした。

  • ルクソールホテル
  • エクスカリバーホテル
  • Topgolf
  • Wynn
  • Fashion Show Las Vegas

乗るまでの準備

Zooxに乗るにはいくつか準備が必要でした。簡単に紹介させていただきます。

  1.  アメリカの電話番号を入手して、国設定がアメリカのGoogleアカウントを用意する 
  2.  Zooxアプリをインストールしてアカウント作成(SMS認証にはアメリカの電話番号を利用する)
  3.  アプリから配車リクエスト 

今回はルクソールホテルから乗車し、行先をエクスカリバーホテルに設定しました。
たまたまかもしれませんが、配車をリクエストすると1分ほどで車が到着しスムーズに乗ることができました。

画像は配車リクエストして車が来た時のアプリの画面で、早く乗らないと車両が離れるよという内容が載ってました。「Open doors」のボタンを押すと車両のドアが開くような流れになってました。

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車内の第一印象

乗り込んでまず感じたのは、運転席がないことの違和感でした。
運転席がなかったことと1人で乗ったこともあり、車内は広く感じたのですが、配送ロボットに人が乗り込んだらこんな感じなのかなと感じたりしました。
座席の構成は4人が向かい合って座る形式なので、ちっちゃなコミュニティバスのような雰囲気も感じました。

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各席の設備

運転席がない分、乗客空間に全振りした構成になっていて、各席に以下の設備が用意されていました。

設備 できること
モニター 到着までの残り時間の確認、車内音楽の変更、温度調整
充電設備 無線充電とTypecの充電ポート

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走行中の様子

ルクソールからエクスカリバーは隣接しているので歩いてもすぐの距離ですが、おそらくラスベガスの交通事情の関係で遠回りのルートになり、到着まで約10分かかりました。今回はZooxに乗ること自体が目的だったので、むしろ長く乗れてラッキーくらいの気持ちです。

画像はアプリ上で見れるルートの内容です。少しわかりにくいですが、エクスカリバーホテルにすぐに向かうならLuxor Drというストリートを通るとよさそうに見えるのですが、わざわざ左折して遠回りの白い線のルートでエクスカリバーホテルまで届けてくれました。

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Zooxに乗っていて一つだけ気になったのは、降車時に車両が停車場所を探す挙動です。適切な場所が見つかるまで少し待たされる場面があり、急いでいるときは気になるかもしれません。

Waymoとの比較

実はZooxに乗る前々日に、サンノゼでGoogle本社を訪問した際にWaymoにも乗っていました。せっかくなので両方乗った視点で比較してみます。

項目 Zoox Waymo
運転席 なし あり
座席 4人対面シート 普通の車と同じ配置
乗降ポイントの自由度 かなり限定的 Zooxより自由でUberに乗る時よりは制限がある程度
ハイウェイ走行 非対応 対応
車内モニター 残り時間・音楽・温度調整 周辺車両をリアルタイムで可視化
乗り心地 快適 快適

大きな違いは、やはり運転席の有無かなと思います。Zooxは運転席がないので乗客空間を最大化している一方、Waymoは既存車両をベースにしている分、ハイウェイ走行対応や乗降ポイントの柔軟さなど実用面では一歩先を行っている印象でした。あと確認できませんでしたがZooxはトランクがないので荷物を載せるのが制限があるかもしれないです。

Waymoの車内モニターにはテスラ車みたいに周辺の車両や歩行者がリアルタイムに映像化されていて、「自動運転がどう周囲を認識しているか」が見えるのは乗っていて面白かったです。Zooxのモニターはどちらかというと乗客の快適性に寄せた作りで、ルート確認はアプリ上で行う形でした。

画像はWaymoに乗った時のものです。日本でWaymoに乗ると運転手が乗っているかもしれませんが、アメリカでは運転席に人はいません。

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どちらが良い悪いというよりは、設計思想が違うという印象です。Zooxの乗降ポイントにもっと自由度が出てくれば、「乗客ファースト」な体験がさらに活きてくると思います。あとはラスベガスのハリーリード空港が乗降ポイントに追加されればさらに使うタイミングが増えそうだと思いました。

おわりに

Zooxは運転席をなくすという大胆な設計で、Waymoとは差別化された自動運転タクシーの新しい形を見せてくれていると感じました。乗り心地も良く車内設備も充実していて、短い乗車でしたが十分楽しめました。

ただし、現時点ではアプリの利用にアメリカの電話番号が必要なため、日本人が気軽に乗るにはハードルがあります。もしラスベガスに行く機会があって、アメリカの電話番号を持っている方は、ぜひ一度試してみてください!

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執筆者紹介

Yudai Imai
Yudai Imai
入社してから継続してGoogle Cloudのデータエンジニアとして案件に参画。目標はブログ記事を年間20件執筆すること。

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