2026.04.25 XIMIX 江口
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Google Cloud Next '26は、2026年4月22日から4月24日の3日間、アメリカ・ラスベガスのMandalay Bayにおいて開催されるGoogleのクラウドサービスに関する世界最大級のイベントです。「ディープ ラーニング、刺激的なセッション、共同での問題解決など、充実した 1 週間になることでしょう。業界の専門家や、あなたと同じ課題や機会に直面している同業者から直接学ぶチャンスです。Next 26 を終える頃には、他では得られない斬新なアイデア、最先端のスキル、行動につながる知見を身につけていることでしょう。」と銘打っており、AIコンテンツで大いに盛り上がった昨年や一昨年にも勝るとも劣らないイベントとなることが期待されます。
私たちNTTインテグレーションも、Google Cloudに精通した専門家として、技術イノベーションの最新動向を取り入れ、顧客に対するソリューション提供に活かしていくことを目指して参加しています。
このような貴重な機会ですので、現地からいち早くブログで最新情報や熱量を発信してまいります。
初日の熱量を引き継ぎ、引き続きAIを中心にした多岐にわたるセッションが開催されました。明日の3日目はほぼ半日でセッションが終わるため、今日がイベントの山場とも言えます。
本日は、インフラストラクチャやAIエージェントの基盤、そしてセキュリティに関するセッションを中心に、以下の6つのセッションに参加しました。
Build and scale GKE workloads: A master class in node-level performance
AIの話題が多い中、Compute基盤であるGKEのインフラチューニングという泥臭い課題に焦点を当てたセッションです。最適なパフォーマンスを引き出すためのベンチマークのオープンソース化や、ワークロードとハードウェアに合わせた構成の自動推奨APIなどが発表され、プラットフォームエンジニアの負担を減らす進化の話がありました
Built-in defense: The next evolution of Security Command Center for AI-era
AIエージェント時代におけるSecurity Command Center (SCC) の進化についての解説でした。Application Design Centerと統合して開発段階からセキュリティを組み込む「Secure by Design」の実現や、エージェント環境に特化した脆弱性スキャン・脅威検知などが紹介され、AIを安全にスケールさせるための堅牢な基盤がGoogle Cloudに備わっていることが説明されました。
Cloud Run上でAIエージェントを構築・スケーリングするための具体的な手法と新機能が紹介されました。長期間稼働するエージェント向けに独立して管理できる「Cloud Run Instances」や、安全なコード実行環境を瞬時に立ち上げる「Cloud Run Sandboxes」の発表は、今後のエージェント開発における標準的なアーキテクチャになると強く感じました。
「サイバー攻撃に対して、本当の意味での対策ができているか?」というテーマのLightning Talkでした。バックアップを取っているから大丈夫なのか?リカバリーを実際に実行する時のことを考えているか?といった実践的な切り口での説明があり、リカバリー対策が机上の空論になっていないか、改めて見直すきっかけになりました。
セキュリティ運用(SOC)において、AIエージェントがどのように人間のアナリストを支援し、生産性を向上させるかについてのセッションでした。アラートのトリアージや調査の重労働をエージェントが自動化し、人間はより高度な意思決定に集中するという、人間とAIが協働する未来のSOCの姿を垣間見ることができました。
Mandiantの最前線のインシデントレスポンスに基づく、最新のサイバー犯罪トレンドの報告です。攻撃者がシステムに侵入してからランサムウェアを展開するまでの時間がわずか22秒にまで短縮されていることや、AIを悪用したフィッシング、環境寄生型攻撃(Living off the Land)といった隠蔽技術の巧妙化が語られ、防衛側もマシンスピードで対応することの重要性を痛感しました。
内容は大きく変わりませんが、温かいスープとしてミネストローネがありました。食事で温かいものが提供されるのはこれまでなかったのですが、会場が冷房で冷え気味なところもあるだけに、体が温まって助かりました。

昼時には軽食でポップコーンと綿あめも

Allegiant Stadiumで開催されるパーティーイベントに参加しました(まだ翌日のセッションがあるものの、「アフターパーティー」という位置づけになっています)
有名なアーティストを招いて開催される本イベントで、今回はシンガーソングライターのBenson Booneと、ロックバンドのWeezerが出演しました。


スタジアム全体がまさに”熱狂”と言うにふさわしい盛り上がりを見せていました。
( アーティスト登場前しか写真を撮っていませんでした)

イベントにおけるテーマの大半がAIではあるものの、システムのセキュリティや運用といった従来から重要であるテーマのセッションもあり、少しほっとした気持ちもありました。もちろんそれらにもAIが絡んでくること自体は必至であり、どうAIを具体的な利用に落とし込んでいくかは、引き続き考えていきたいテーマです。
2日目が終わり、残すところ3日目の最終日のみとなりました。最後まで現地の様子をお届けしてまいります!
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