2025.12.23 XIMIX 花谷
タイムトラベル期間とフェイルセーフ期間中は、データセット内のテーブルで変更または削除されたデータは、復元が必要になった場合に備えて引き続き保存されます。
デフォルトでは、過去 7 日間のタイムトラベル期間内であれば、任意の時点の変更または削除されたデータにアクセスできます。
参照「構成設定を管理する」
BigQuery にはフェイルセーフ期間が用意されています。フェイルセーフ期間中は、削除されたデータがタイムトラベル期間が経過した後、
さらに 7 日間自動的に保持されるため、そのデータを緊急復旧に利用できます。データはテーブルレベルで復元できます。
データは、テーブル削除時のタイムスタンプが示す時点から復元されます。フェイルセーフ期間は構成できず、延長もできません。
下記の表は、削除されたデータまたは変更されたデータがストレージ保持期間間でどのように移動するかを示しています。この例では、アクティブなストレージの合計が 200 GB で、50 GB が削除され、タイムトラベル ウィンドウが 7 日間に設定されています。


タイムトラベルによるデータ取得には、次の制限があります
タイムトラベルは、過去データを気軽に復旧できる。保持するストレージが論理ストレージであれば、追加費用はかからないので使い勝手がよい。フェールセーフは、タイムトラベル保持期間外でどうしても復旧したいデータがある場合、バックアップがなくてもデータ復旧可能です。