はじめに
皆さんこんにちは、XIMIXの重山です。
本記事は、NI+C TeamGCP Advent Calendar 2024の18日目の記事となります。Google Cloudを利用時に、確認しておきたいことがある際に、サポートへの問合せ機能を利用されていると思います。Google Cloudプロジェクトに所属していない外部ユーザーと共有する方法をご紹介します。
組織以外のユーザへ共有設定するには
前提
- ケースの共有は、デフォルトでは無効
- サポート アカウント管理者が設定変更可能
手順
- 組織リソースから、「サポート>設定」を選択します。
- 「Enable case sharing」をオンにします。以下の図のように設定します。
ケースの共有を有効にすると、cloudsupport.techCases.update 権限を持つすべてのユーザーが、メールアドレスで受信者を追加できます。 - ケースの共有設定が反映されているか確認します。
「サポート>ケース」を選択します。
ケースの共有オプションが表示されていることを確認します。共有したいユーザのメールアドレスを入力することで、ケースの回答時に回答内容を確認することが可能です。
まとめ
ケースの共有を有効にすることで、Google Cloud組織外のユーザーにもケースを共有することが可能です。デフォルトでは無効になっているため、設定の有効化方法をご紹介しました。
セキュリティに問題がなければ、ケースの共有を有効にすることで、サポート内容を閲覧するためにユーザー登録を必要とせず、特定のケースだけを共有したい場合にも有効に活用できるでしょう。
参考
ケースの共有を有効にする
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