2025年10月30日から31日の1泊2日にかけて、昨年に引き続き、千葉県にある「リソルの森」にて部門合宿を開催しました。
この合宿は、日常の業務から離れ、自然豊かな環境でリフレッシュするだけでなく、「XIMIXの強みを認識し、強みを最大化・強みを阻害する要因を克服し、チームが一丸となること」を目的として実施されました。参加メンバーが共同生活を通してコミュニケーションを活発化させ、部門の目標達成に向けた一体感を強化する貴重な時間となりました。
合宿の目的・ゴール
目的:
ゴール:
- 各人がXIMIXの強みを認識
- 強みを最大化・強みを阻害する要因を克服
- チームが一丸となる
今回、2回目の合宿では我々XIMIXチームのさらなる成長と結束を目的として様々な活動が行われました。
合宿概要
- 場所: Sport & Do Resort リソルの森(千葉県)
- 参加者: 24名
リソルの森は、東京ドーム約70個分の広大な敷地を持つ体験型リゾート施設であり、豊かな自然に囲まれた環境の中で、多様なアクティビティやイベントを楽しむことができます。この環境は、都会の喧騒を忘れ、心身ともにリフレッシュするのに最適で、メンバーが業務のストレスから解放される理想的な場所でした。
アクティビティとスケジュール
今回の合宿は、チームの相互理解を深めるレクリエーションと、部門の成長に直結する重要なセッションで構成されました。
1日目:チームの結束と技術力の向上
午前中には、アイスブレイクを目的とした「Two Truths and a Lie(2つの真実と1つの嘘)」が行われ、普段の業務では見られないメンバーの新たな一面を知る機会となり、相互理解を深めました。
午後のメインセッションは、「生成AI」を活用したハッカソンです。メンバーはチームに分かれ、生成AIの知見を醸成・共有し、それをどのように業務に適用できるかを具体的なアイデアとして形にする取り組みを実施しました。
夜はレストランスポールでの夕食ブッフェ、その後はコテージに戻って懇親会を実施。リラックスした環境での交流を通じて、チームの絆がさらに強固になりました。
2日目:業務改善と成長への視点
午前中はMGRセッションとして「ビジネスの組み立て」が行われ、部門と個人の目標に対しての現状のギャップを理解し、今後の行動指針を明確にする議論が行われました。
午後は、「ポストモーテムの話→PJの振り返り&発表」のセッションを通じて、プロジェクトの振り返り文化を醸成し、今後の改善につなげるためのヒントを共有しました。また、「標準化」のセッションでは、業務効率化の永遠のテーマについて、モチベーションを持って進めるための話し合いが行われました。
終盤には、適度に体を動かしリフレッシュすることで、心身の健康増進と業務への活力向上につなげることを目的とした「モルック」が行われ、改めて親睦を深めました。
1日目
誉田駅集合:9:00
朝9時にJR外房線の誉田駅に集合し、合宿がスタートしました。参加メンバーからはすでに日常の業務を離れたリフレッシュムードが漂い、合宿への期待感が伺えました。
バスで移動:9:15-9:45
誉田駅からは施設が運行するシャトルバスに乗り込み、「リソルの森」へ移動しました。車窓から見えるのは、都市の喧騒を離れたのどかな田園風景と豊かな木々であり、参加メンバーは既に心身をリフレッシュするモードに入りました。移動中のバスの中では、部門メンバー同士がリラックスした雰囲気で会話を楽しみ、合宿の目的の一つである親睦が早くも深まる兆しが見られました。
XIMXビジョン・ミッションのリマインド:10:00-10:30
リゾート施設に到着後、合宿の会場であるフォレストアカデミーに移動し、最初のセッションが始まりました。
ここでのセッションは、XIMIX部門が今後目指す方向性を共有する重要な時間となりました。部長によるビジョン・ミッションのリマインドセッションが行われ、部門のビジョン、ミッション、そして今後のロードマップについて、メンバー全員で改めて確認しました。
このセッションを通じて、「部門が一丸となる」という合宿のメインテーマを体現するため、メンバー全員が部門の目指す目標と方向性を共有し、日々の業務に取り組むための強固な基盤を築くことができました。
レクリエーション① 「Two Truths and a Lie(2つの真実と1つの嘘)」:10:50-11:50
最初のレクリエーションとして「Two Truths and a Lie(2つの真実と1つの嘘)」が行われました。
このレクリエーションは、メンバーそれぞれが自分に関する3つの事実(うち2つは真実、1つは嘘)を発表し、他のメンバーがどれが嘘かを見破るというアイスブレイクです。
単なる自己紹介に留まらず、メンバーの趣味、ユニークな経歴、そして合宿に対する個人的な期待など、普段の業務では見えない「人間性」を深く知る場となりました。マネージャー層の意外な「嘘」に驚かされたり、若手メンバーの興味深い「真実」に笑いが起きたりと、終始リラックスした雰囲気の中でチームメンバー全員の新たな一面を発見し、初日から部門内の信頼関係を築くための重要な時間となりました。

生成AIを使ってハッカソン:11:55-17:35
今回の合宿の最重要テーマの一つである「生成AIの活用」に特化した、4時間にわたるハッカソンを実施しました。
メンバーはチームに分かれ、具体的な業務課題に対し、生成AIを活用したソリューションやプロトタイプを企画・開発しました。活発な議論とコーディングが行われ、短時間でありながら、「標準ドキュメント作成の効率化」「ナレッジ検索の高度化」など、部門の生産性向上に直結する多様なアイデアと成果が生まれました。
熱気あふれる発表とフィードバックセッションを通じて、参加者全員が生成AIの可能性と、それをXIMIXの強みに変えるための具体的なヒントを持ち帰ることができ、部門の未来を形作る上で非常に実りの多い時間となりました。
レストランスポールにて夕食ブッフェ:18:00 - 20:00
夕方には、レストランスポールにて夕食ビュッフェを楽しみました。
美味しい食事と飲み物を囲みながら、日中の活動で築いた親睦をさらに深めることができました。特に、ハッカソンでの成果や意外なチームメイトの一面について話題が広がり、笑いの絶えない時間となりました。
夕食後は、宿泊するコテージに移動しての懇親会へ。ここでは、さらに業務の垣根を越えたプライベートな話題などで盛り上がり、部門の「チーム内の結束強化」というゴールを体現する、暖かいひとときとなりました。この夜の親睦の時間は、部門の絆を一層深めるための重要な機会となりました。
2日目
朝のスタートとリフレッシュタイム:7:30-8:50
合宿2日目のスタートは、7:30に提供されたモーニングBOXを、各自の部屋で楽しむことから始まりました。
ログコテージという環境の中で、鳥のさえずりを聞きながらゆったりと朝食を摂る時間は、心身を深くリフレッシュさせました。この落ち着いた朝のひとときを経て、全員が頭をクリアな状態にし、2日目の「ビジネスの組み立て」や「標準化」といった集中力を要するセッションに備えることができました。

MGRセッション「ビジネスの組み立て」:9:30-12:00
午前中は部門の目標達成に向けた極めて重要なセッションとして、「ビジネスの組み立て」が行われました。
このセッションでは、部門全体が目指す目標と、メンバー個々人の現状のスキルや達成度との間に存在するギャップを詳細に分析し、そのギャップを埋めるための具体的なアクションプランを議論しました。
部門目標の達成には、まず現状の課題を正しく認識することが不可欠です。本セッションを通じて、メンバーは部門全体としての進むべき道筋を再認識するとともに、自身がその中で果たすべき役割を明確化することができ、部門の成長を加速させるための基盤を固める時間となりました。
ポストモーテムの話:13:00-14:00
続いて行われたのが、部門の改善文化の醸成を目的とした「ポストモーテムの話とPJの振り返り」を実施しました。
ポストモーテムの概念を共有した後、架空のプロジェクトを事例として設定し、その計画、実行、結果に至るまでのプロセスを徹底的に分析する振り返りセッションと発表が行われました。
この演習を通じて、単なる技術的な課題だけでなく、チーム内でのコミュニケーションやリスク管理など、プロセス全体における反省点や成功要因を深く議論しました。メンバーは、実務に即した架空のケースから、「失敗を恐れず学びを次に活かす」ための具体的な視点と、今後の業務改善に繋がる多くのヒントを持ち帰ることができました。
MGRセッション「標準化」:14:10-14:50
ポストモーテムセッションの後には、部門の品質と効率を向上させるための重要なテーマであるMGRセッション「標準化」が実施されました。
本セッションでは、なぜ標準化が必要なのかという根本的な意義を再確認するとともに、標準ドキュメント作成の具体的な推進方法や、部門全体で標準化の取り組みをモチベーションを持って継続していくためのアプローチについて議論しました。
このセッションは、日々の業務品質を底上げし、部門全体の生産性を安定的に高めるための次なる一手を見据えた、非常に実務的かつ具体的な議論の場となりました。
レクリエーション② 「モルック」:15:00-16:00
長時間の集中を要するセッションを終え、最後のアクティビティとしてフィンランド発祥のスポーツ「モルック」を実施しました。
リフレッシュすることを目的としたこのセッションは、技術的な知識や体力差に関係なく、戦略と運が勝敗を分けるため、部門メンバー全員が一緒になって熱中しました。
チーム対抗でモルックを投げる中で、自然と笑いや声援が生まれ、メンバー間の親睦がさらに深まりました。このアクティビティは、今後もリモートワークを考慮した環境で業務を進めるにあたり、オフラインでのチームワークを強固にする貴重な時間となりました。
合宿振り返り:16:00-16:45
部門合宿の総仕上げとなる振り返りセッションが行われました。
ここでは、2日間にわたる「生成AIハッカソン」や「ポストモーテム」「標準化」といったセッションを通じて感じたこと、学んだこと、そして今後の業務にどう活かすかを、各メンバーが共有しました。
全員が自分の気づきや決意をオープンに共有し合うことで、合宿で得られた知見と一体感を改めて認識することができました。また、合宿の成果や次回に向けた改善点についても率直なフィードバックが交わされ、この経験を部門の成長と継続的な活動に繋げていくための意識を、メンバー全員で高めることができました。
合宿の総括
今回の合宿は、豊かな自然環境であるリソルの森で、部門の目標共有、相互理解、そして具体的な技術的・業務的課題への取り組みがバランス良く行われました。
特に「生成AIを使ったハッカソン」や「ポストモーテム文化の醸成」といった具体的なテーマを通じて、メンバーはXIMIXの強みを再認識し、業務改善に向けた新たな視点とアイデアを持ち帰ることができました。この合宿で深まったチームの結束力と、セッションで得た知見を活かし、今後の業務に邁進してまいります。
参加メンバーの感想(※合宿後アンケートを実施)
- メンバー間の風通しの良さを実感できたと思います。
- 部としての方向性や課題を再認識できた。
- ハッカソンで、各チームがあの短時間で課題とその解消方法を少しでも形にしたのは非常に印象的だった
- マネージャーが考えていることや組織課題、一般社員の思いを共有できてよかった。
- 今後コミュニケーションをとりやすくなった。
- 皆の得意分野を知ることができ、相談しやすくなった。
- 生成AIをもっと積極的に使っていかないといけないと感じた。
※満足度調査結果(一部抜粋)



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