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Google Cloudプロジェクト外のユーザーとサポートケースを共有する方法

作成者: Katsuhiko Shigeyama|2024.12.17

はじめに

皆さんこんにちは、XIMIXの重山です。
本記事は、NI+C TeamGCP Advent Calendar 2024の18日目の記事となります。Google Cloudを利用時に、確認しておきたいことがある際に、サポートへの問合せ機能を利用されていると思います。Google Cloudプロジェクトに所属していない外部ユーザーと共有する方法をご紹介します。

組織以外のユーザへ共有設定するには

前提

手順

  1. 組織リソースから、「サポート>設定」を選択します。
  2. 「Enable case sharing」をオンにします。以下の図のように設定します。


    ケースの共有を有効にすると、cloudsupport.techCases.update 権限を持つすべてのユーザーが、メールアドレスで受信者を追加できます。

  3. ケースの共有設定が反映されているか確認します。

    「サポート>ケース」を選択します。
    ケースの共有オプションが表示されていることを確認します。共有したいユーザのメールアドレスを入力することで、ケースの回答時に回答内容を確認することが可能です。

まとめ

ケースの共有を有効にすることで、Google Cloud組織外のユーザーにもケースを共有することが可能です。デフォルトでは無効になっているため、設定の有効化方法をご紹介しました。

セキュリティに問題がなければ、ケースの共有を有効にすることで、サポート内容を閲覧するためにユーザー登録を必要とせず、特定のケースだけを共有したい場合にも有効に活用できるでしょう。

参考

ケースの共有を有効にする
Google Cloud カスタマーケア

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