GASで設定！組織全体にGoogleドライブフォルダの閲覧権限を付与する方法

はじめに

NI+C 大岡です。
本ブログは、GASを利用して組織全体にGoogleドライブのフォルダ閲覧権限を付与するスクリプトをご紹介します。

組織全体にフォルダの閲覧権限を付与する方法

以下のスクリプトを実行し、組織全体に閲覧権限を付与します。

  var folderId = xxxxxxxxxxxxx';  // 指定したいフォルダIDを入力
  var groupDomain = '@○○.jp';  // 指定したい組織のドメインを入力
  var domain = groupDomain.substring(1,groupDomain.length);  // ドメインを@抜きで設定
 
  var permissionsResource = {
    'role': 'reader',       // 権限のタイプ ('reader'は閲覧権限を意味します)
    'type': 'domain',     // ドメインでの共有を示します
    'domain': domain    // ドメイン名
  };
 
  // Drive API の呼び出し
  Drive.Permissions.create(permissionsResource, folderId, {
    supportsAllDrives: true,       // 共有ドライブをサポートする
    suppressNotification: true   // 通知を抑制するオプション
  });

注意事項

1. 動作には Drive API が有効化されている必要があります。
　 Drive API を有効にする方法は、「Google Apps Scriptで実現！共有ドライブ作成方法」の
　 事前準備を参照ください。
2. スクリプトが適切なフォルダ権限を付与できるようにするため、スクリプト実行者がフォルダの
　 「編集権限以上」を持っている必要があります。

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